http://sankei.jp.msn.com/sports/news/121007/oth12100719460012-n1.htm
【F1】
可夢偉、「ここで表彰台に上がる運命」
日本GP決勝
2012.10.7 19:45 産経新聞
F1日本GP決勝で3位に入り、
表彰台の上でトロフィーを手に
笑顔を見せる小林可夢偉
7日、鈴鹿サーキット
(森本幸一撮影)
F1で22年ぶりに日の丸が
掲げられた鈴鹿の表彰台。
カムイ・コールの中、
可夢偉は晴れやかな笑顔を見せ
た。
今季から行われるようになっ
た表彰台インタビューの際には
「皆さん、ありがとうございま
した!!」
と、日本語で感謝を表した。
トップチームとの
“ガチンコ勝負”で得た表彰台
だ。
好スタートでウェバーを抜い
て2番手に上がり、フェテルを
追う。
さすがについていけず、
1回目のピットストップ後には
遅い車につかまってタイムロス。
その間にマッサの先行も許し
た。
しかし3位は守ると、終盤は
バトンとの息詰まる戦いに。
4秒以上あった差は残り1周
で1秒まで削られたが
「とにかくプッシュするしかな
い、一つのミスもできないと思
っていた」。
大観衆の声援に背を押されて
ゴールしたとき、差はわずか
0秒56。
「最後の周は素晴らしい気持ち
だった」と感慨を表した。
レース人生でも最も重要な
一戦だった。
予選で好結果を出しても
決勝で不運やミスが続いて
いた今季。
「不運は、ここで表彰台に上が
る運命だったからかなとも思
う」。
不透明な来季のシート確保に
いい影響になるか-と聞かれ、
可夢偉は「そう思う」と答えた。
「来季のドライバーはいずれ
発表します」。
チームのモニシャ・カルテン
ボーンCEOは慎重だが、
「彼への評価は高く、この表彰
台だけで見方が変わることは
ない」
と前向きとも取れる答えも。
残留へ追い風は吹くだろうか。
(只木信昭)
果たして、どうなんでしょう?
しっかりしたスポンサーを持っ
た若手が、出てくれば、少々、
実績が有っても解雇されるのが、
F1の世界です。
小林の場合、実績は、立派です
が、細かいミスが、多かった
です。
メカの失敗なら、減点には、
成らなかったでしょうが、
車を壊すのは、罪です。
生き長く、F1の世界で活躍
したドライバーを見ると、
車を壊さず、完走率が高く、
ポイントを稼いでくれる者
ばかりです。
最近では、バリチェロ、過去
では、リカルド・パトレーゼ。
チャンピオンでは、ニキ・ラウ
ダ、そして、シューマッハでし
ょう。
ドライバーとしても優れ、
開発ドライバーとしての能力
も持ってる。
日本人ドライバーで、その
力を持っていたのは、現在
まで、考えると、中嶋さん
だけでしょう。
星野さんも同じ力を持って
ます。が、星野さんの場合、
どんな車で、高い次元で
乗りこなすのが、欠点ですが。
その後のドライバーは、
天才肌が、多く、開発ドライ
バーに向く人が出た無いのが
現実です。
速さを追い求めて過ぎてる
のか?
完走率が、低いですね。
車のデータを持って帰るの
も、大きな任務ですから。
典型は、佐藤です。
壊し過ぎました。
アメリカに移っても同じです
ね。
次元の違う速さなら、許され
ます。
車が、ドライバーに付いて
来れない場合もありますから。
トールマン時代のセナが、
そうでしょう。
戦闘力の落ちるトールマン・
ハートのマシンで、上位を
常に脅かしていた姿は、
どんなF1のトップにも
印象的に映ってたはずです。
音速の貴公子と日本では、
呼ばれる、天才肌の彼ですが
、第1期のF3挑戦では、
惨敗を期して撤退してます。
そして、第2期で、F1
チームに目を付けて貰った
様ですね。
当時は、F3から、いきなり
F1移籍が、有った時代です
から。
何せ、2期F3では、連戦
連勝でしたから。
当時のオートスポーツの
欧州F3のリザルトを見ると
A・S・ダ・シルバばかりでし
た。
そんな彼も、開発ドライバー
としての能力は、高くなかっ
た様です。
それとは、対照的に、ライバル
、プロストとは、両方兼ね備え
たドライバーでしたね。
性格は、違いますが、ラウダと
プロストは、ドライバーとして
のスタイルは、似てました。
正確なドライビングと完走率の
高さ。そして、マシンを壊さな
い。
マシンのデータを実践の中で、
持ち返ってくれるのですから、
チーム、部品メーカー、タイヤ
メーカー、どんなに有り難い
事か。
それは、全てに利益を与える事
です。
間が、長く成りましたが、
彼の事を考えると、どれほど、
利益を還元したのか?
良い走りをした。と、言うのは、
ファンからの目で、どれほどの
利益を出したのか?
私は、疑問に思ってます。
でも、出来る事なら、上位チー
ムから、オファーが有る事を
願ってます。
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【F1】 可夢偉、「ここで表彰台に上がる運命」 日本GP決勝。
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